Excel活用

ファイルパスを知りたいときに使えるエクセル関数

ついにExcelについて書く時がやってきました。

今回紹介するのは、最近流行のパワークエリを使いこなすうえで、ぜひとも知っておきたい関数の紹介です。

この関数を知っているだけで、パワークエリでのデータ読み込みが柔軟にできるようになります。

では実際に見ていきましょう。

ファイルパス取得に使う関数

ファイルパスを取得するのに使う関数は、CELL関数とFIND関数、そしてLEFT関数です。

  • CELL関数: 指定したセルに関する情報を返す関数です。今回の場合、指定セルのある、ファイルパス、ファイル名、シート名を返す検索種類を使います。
  • FIND関数: 指定文字のある文字数を返す関数です。
  • LEFT関数: 文字列の操作関数です。LEFT関数は、指定したセルの文字列について、左からの指定文字数を返します。

実際に使ってみると・・・

セル 入力値 計算結果
A1 =CELL(“filename”,$A$1) C:\00Excel\[要約表.xlsx]Sheet2
A2 =FIND(“[“,A1) 12
A3 =LEFT(A1,A2-1) C:\00Excel\

そして、これを一つのセルにまとめるとこんな感じです。

=LEFT(CELL(“filename”,$A$1),FIND(“[“,CELL(“filename”,$A$1))-1)

数式バーが見にくいときは改行して見やすくすることもできます。

https://twitter.com/SakaiTakama/status/1156748386806067200?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1156748386806067200&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps%253A%252F%252Ftwitter.com%252FSakaiTakama%252Fstatus%252F1156748386806067200%26widget%3DTweet

ちなみに新規作成の場合、まだ保存先が割り当てられてませんので、いったん保存しないといけません。

これをどのように使うかはこちらの記事へ。

データの取得を相対パスに変えてみた話【PowerQuery】 https://twitter.com/SakaiTakama/status/1156054552912596994 パワークエリで...