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ツイッターでこんな質問があったので、今日はそれに関して書いてみようと思います。
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結局パワークエリって、どの位大きなファイルまで大丈夫?
酒井たかま
パワークエリ自体、扱えるデータ容量に制限はありませんが、エクセルの扱えるデータ範囲がリミットになりそうですね。
こんな感じでお答えさせて頂きました。
では、実際のところどうなのか見てみましょう。
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パワークエリの仕様と制限
これについてはこちらのリンクをご覧ください。マイクロソフトの公式です。
まとめるとこんな感じです。
- 1,048,576行×16,384列
- データ容量に制限なし
エクセルの仕様と制限
エクセルの仕様と制限についても見ておきましょう。こちらもマイクロソフトの公式です。
パワークエリとの対比でまとめるとこうなります。
- 1,048,576行×16,384列
- データ容量は32ビット環境で2GB 、64ビット環境で制限なしとはあるが・・・。
まとめると・・・
建前論での結論は・・・
まとめると、データ数に関しては行×列同じでした。容量に関してもだいたいのデータが問題なく扱えるだけの容量は持てるものでしょう。
本当のところは
本当のところはデータ数を制限近くまで使うことは絶対にやめるべきです。
エクセルで大容量データを扱うことはおそらくそこまで想定されておらず、大量データを扱おうとすると処理速度が絶望的に遅くなるのです。
このように、大容量・大量データを扱う時は、データベース操作を専門とするAccessなどを使うことを選択肢に検討すべきでしょう。
ことデータ処理に関してExcelは、「軽自動車で高速道路をぶっ飛ばすようなもの」です。
軽自動車で高速道路ぶっ飛ばすならせめて普通車で快適なドライブライフにしましょうよって話です。
あ、でも速度違反はダメですよ!(念のため)
今回は、これが言いたいがための記事になってしまいました。
ただ、いくらパワークエリが優れていると言っても、Excel機能の一つなので、その能力の限界を把握したうえで快適に使っていきたいものです。
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